めてこれをやるという場合に、どう考えても、私どもは、かつての石炭が足りなくて配給している時代とは違うわけですから、それほど——小口部門についてはお客さまがその銘柄についてそれを必要としておるのであって、そういう面について損な立場かもしれませんが、いろいろ過剰とも思われるほどのサービスをしながら大いに努力しなければ維持できない、開拓できないということでありまして、これらは配給時代と違った今日の事態で、一元的な配給、配炭機構
早立栄司
もうすでに私が一部述べましたように、配炭機構の一新とか、あるいは鉱区の開放とか、あるいは租鉱権の撤廃とかいうのはこれは常識です。
阿具根登
そうじやなくて、この配炭機構による増産で、初めから燃えない粗惡炭をどんどん生産しておつたのです。それでこの議場におきまして、私はこのことを指摘いたしまして、ああいうものを配給されたのではわれわれは困る、また労力、資金の浪費になるだけであるということをたびたび申したのであります。しかるにその当時の政府は、これに対して一向耳をかさなかつたのであります。
苫米地英俊
次に二百五十二番の予算費の支出の当を得ないものでありますが、これは北海道大学ほか北海道所在八学校において、昭和二十二年度石炭購入費として昭和二十三年一月予備費使用の決定を経たものであるが、昭和二十二年度における出炭状況と配炭機構の改編等によつて予定の割当量の配給がなくて、遂に所要量の購入ができなかつたという問題であります。
寺中作雄
又それは別といたしまして、配炭機構は先程政府の意向としてはこうなるであろうという予定で話が出ておりましたので申上げますが、大体配炭機構は公団はもう要らない、公団は卸賣に卸しまして、あとはそれが小賣を使つて販賣する、つまり一手買取販賣はなくなるという、こういうことなのであります。
津々良渉
○證人(岡村榮一君) 現在並びに將來の配炭機構の在り方ということに関して需要者の希望といたしまして二、三申述べさして頂きます。尢も主として繊維工業に携わる需要者の意見というようなことになりますけれども、この点は一つ御了承を願います。
岡村榮一
昭和二十四年四月十六日(土曜日)
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本日の会議に付した事件
○貿易振興方策に関する調査(石炭需
給計画と配炭機構に関する件)
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午前十時五十四分開会
会議録情報
○委員長(小畑哲夫君) それでは次に配炭公團側から配炭公團の現状並びに配炭機構の今後の在り方というようなことをお話を願います。
小畑哲夫
本日は貿易振興方策に関する調査の第四回目といたしまして、石炭需給計画と配炭機構に関する件を議題といたします。
小畑哲夫